30代からの教員転職までの道のり

30代から転職し東京都で小学校教員しています。まずは採用までの私の経験を書いていきたいと思います。その後、現在の教員としての勤務状況や公務員の資産運用についても書いていきます。

いざ!教育実習!(受け入れてくださる学校には本当に感謝)

前回介護等体験について簡単に書かせていただいたので、今回の記事では教育実習(私は過去に書いているように小学校に行きました。)について書いていきます。

 

教育実習は約4週間、実際に学校に行き授業見学→(空き時間に講義)→授業実践→一日学級担任体験というような流れで実習させていただきます。子供たちは基本的になついてくれるので、そういう面では楽しいです。

 

実習では指導教員1名が付き、授業計画等の面倒を見てくださります。基本的に経験豊富な教員がつくのですが、まれに意地悪な教員をひくこともあるそうなので、そのときはとにかく4週間耐えましょう。

 

で、この教育実習ですがまじできついです。具体的には以下の2つだったかな?と思います。

 

まず1つめにきついのが、不慣れな環境でのハードワークによる疲労です。

授業時間だけではなく、休み時間は子ども達と遊び、放課後は翌日の授業の準備に加えて、実習日誌を記入するため休む暇はありません。さらに実習させていただいている立場なので、とにかく周囲に気を遣い、雑用を手伝います。(私はこれに加えて朝早くに出勤し、教室の清掃もしていました。)不慣れな環境でこのような休みないスケジュールが何日も繰り返されると疲労が蓄積していきます。最終週は精神力だけで立っているような戦士になります。

 

2つめにきついのが帰宅後に行う疲労状態での授業準備です。

実習の序盤は指導教員の授業を見学させていただくだけなのですが、途中から授業を経験させていただきます。(実習生が未熟な授業を行うと子供の学習理解が遅れてしまいます。そのため指導教員がその分をカバーするような形になるので必ず感謝を忘れずに。)この準備が本当にきついです。具体的には、教材や板書計画、指導案というようなもの事前に作成し、指導教員に相談します。さらにそこでいただいたアドバイスから修正をしていざ授業へというながれなのですが、これがとにかく時間がかかります。家に帰って教材を研究したり、板書計画を考えたり、教材作成をしたりしていると夜遅くになってしまいます。しかも、日中の疲れが残った状態で行うので思考も鈍くなっており、なかなか進まないという悪循環です。そして最終週付近の研究授業(全教員に見ていただく)では管理職にも指導案を提出して、助言(修正)をしていただきます。何度も指導教員・副校長・校長から修正をいただき指導案と教材を直しながらも、日々の授業も継続しているため精神的にも疲労がきます。最終的には社畜戦士のような状態になっています。

 

以上を踏まえ次回の記事では教育実習を乗り切るためにどのような準備をしておけばよいのかについて書いていきたいと思います。